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お名前: Kian
投稿日: 2003/4/11(01:19)
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こんばんは、秋男さん。Kianです。
〉 サリンジャーに思い出があります。
う、サリンジャーと聞いてついつい出てきてしまいました。
一時期サリンジャーにはまったことがあります。
今本棚を探したら日本語5冊、英語3冊もあってびっくりです。
しかも日本語の5冊のうち2冊は同じタイトルの新潮文庫と角川文庫。
英語3冊はどれも多読を始める前に買ったもの。
ほんとに私ってば何を考えてるやつなんでしょ。
〉 中学生のころ、毎週土曜日昼から、読書会をしていました。
〉 国語準備室で、先生一人と生徒三人で。
あ〜〜なんか、すごく楽しそう!
〉 唐詩をよんだり、夏目漱石の「夢十夜」で議論したり、いろいろしてましたが、
おお、夏目漱石の「夢十夜」!大好きです!
〉 ある時期、サリンジャーを読んでました。
中学生で?先生と?いったいどんな学校?どんな先生?(笑)
〉 サリンジャーといえば「ライ麦畑でつかまえて」が有名ですが、
はまったはまった(笑)
〉 そのとき読んでたのは、(もちろん日本語で)「バナナフィッシュにうってつけの日」などの、
〉 なんていう名前の家族だったでしょうか、あるきょうだいについて書かれた諸作品でした。
「ナイン・ストーリーズ」?
〉 「フラニーとゾーイー」とか、「大工よ、屋根の梁を高く上げよ」でしたっけ?
大学の時「フラニーとゾーイー」でレポート書いたことある。。
〉 屋根の梁って、なんだかおかしい気もする。
サリンジャーって確か日本語に翻訳するのに
「一字一句きちんと訳すこと」って条件出したんじゃなかったかなあ。
意訳はだめ!って。
〉 シーモア、っていう名前を憶えているのですが、それは長男の名前でしたっけ、
そうそう。
〉 家族の名前でしたっけ?
家族は確かグラースじゃなかったっけ?
〉 ともあれ、最初に読んだのが「バナナフィッシュ・・」で、わたしにとっては、
〉 わけわからんが、とても衝撃的な作品でした。
いや、これは絶対に忘れられない作品ですよね。
「大工よ・・」とか「シーモア −序章ー」のシーモアでしょう。
衝撃ですよね。
〉 というか、それら諸作品のなかで、わけがわかったものなどひとつもなかったのですが、
〉 きょうだいのひとりの女の人が、ラストで嗚咽するような作品があったかと思うのですが、
〉 それが最も印象的でかつ好きだなあと思っていました。
う〜〜ん、どれだっけ?もう忘れたなあ。バナナ以外は。。。
〉 (全然関係ありませんが、そのころ、横光利一の「春は馬車に乗って」とか好きでした。
〉 ほんとに全然関係なかったなー。)
う〜〜ん、これは分からないけど、秋男さんが好きだったんなら
いつか読んでみたいなあ。
〉 だんだん思い出してきましたが、とにかく、俗物的なものとは全く折り合いのつけられないきょうだいで、
〉 いきおい、死んでしまうか、山にこもってしまうか、そんな運命しか待っていなさそうな人たち
〉 だったように思います。
そうそう。世間とは折り合えない人たちでしたよね。確か。(うろ覚えですが)
〉 (サリンジャー自身、山にこもってしまったそうですが、その後どうなったのでしょう。)
ほんっとに寡作ですよね。
〉 とてもとてもなつかしいです。サリンジャー、いま原書で読んでみたいです。
私も多読を始めてからの目標の一つがサリンジャーなんですよ!
(この前もブラッドベリの時に同じこと言ってましたが)
でも、サリンジャーってきっと、ものすご〜〜〜〜〜く!
難しいと思いません?
〉 あるいは、薄汚れてしまってるわたしなど、受け入れてくれないかもですね〜。
あ、薄汚れてるから難しいのか。。。。
う〜〜ん、永遠に読めないかも。。。(笑)
〉 なんだかがらにもなくしんみりしてしまいました・・・
〉 ではではー。
またまた思い出させてくれてありがとう!秋男さん!
ではではー。
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