マザーグース!

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12863. マザーグース!

お名前: 杏樹
投稿日: 2003/3/21(00:10)

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アトムさん、こんにちは。

〉まずは、マザーグース。
〉これは、語数を稼ごうとして読んでも全然面白くありません。
〉でも、英語ネイティブの意識の奥底に流れているであろうマザーグースを読むことで、
〉多読に奥行きが出るのではないかと思います。

〉1) The Arnold Lobel Book of Mother Goose
〉2) Tomie dePaola's Mother Goose
〉3) The Glorious Mother Goose  (Cooper Edens選)
〉4) Mother Goose (Tasha Tudor絵)
〉5) Mother Goose MATH  (Emily Bolam 絵)

詳しい報告ありがとうございます。わたしもマザーグースが欲しいと思っているので参考になります。3)など特にそそられます。1)も良さそうですね。アーノルド・ローベル。でも酒井先生が購入を躊躇するほど高いというのが不安…。

マザーグースは日本のわらべ歌のように意味不明のものがよくあります。「ずいずいずっころばし」や「かごめかごめ」も日本人だって意味がわかりませんよね。でもずーっと歌い継がれて誰でも知っている…マザーグースもそういう歌です。
Hey, Diddle Diddle なんて意味ないですもん。

原語で「おもしろくない」なら面白い日本語で読んで、それからまた原語に挑戦するのはどうでしょう?
谷川俊太郎の訳はおもしろいですよ。童謡なので「英文和訳」みたいな訳はつけられませんし、谷川氏は言葉の魔術師ですから思い切った読み替えや訳文になっていて、原語を読むのに邪魔にはならないと思うのですが、どうでしょうか。

それからもともと歌、もしくは朗誦するものなので、読むよりは聞くほうがいいかもしれません。意味がわからないまま聞いて、暗誦するのがいいかもしれません。
私はELEC出版の「マザー・グース童謡集」というテープを持ってます。いいかげん聞き倒したし、古いから(絶版かも…)また新しくCDでも欲しいなーと思っています。

それから参考書もあります。古い本なので在庫があるかどうかわかりませんが…図書館ででも探してみてください。

「マザー・グースの唄」平野敬一著 中公新書
 マザーグースとはどういうものか、初心者向けに書いた本。マザーグースの奥深さがわかります。

「マザー・グースの世界」平野敬一著 ELEC出版
英語の世界においてマザーグースがどれだけ根をおろしているか検証した本。

「マザー・グースの誕生」鈴木一博著 教養文庫(世界思想社)
マザーグースの歌の背景や歴史をわかりやすく説明した本。

こういった本を読むときっともっとマザー・グースがおもしろくなります。


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