日経BPの佐藤です、10カ月かかって100万語を超えました

[掲示板: めざせ100万語! -- 最新メッセージID: 25677 // 時刻: 2024/11/23(09:11)]

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[報告] 12449. 日経BPの佐藤です、10カ月かかって100万語を超えました

お名前: 佐藤昭彦
投稿日: 2003/3/13(01:33)

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 酒井さん、みなさん、こんにちは。

 日経BP社でニュースサイト「BizTech」の編集に携わっている佐藤昭彦です。はじめから会社名を出すという無粋な登場のしかたで申し訳ありません。2002年9月下旬に「仕事で読まなきゃならない英語で頭痛がしなくなる日」をBizTechの記事として書きました。このときは読んだ延べ語数が約50万語でした。ようやく100万語を超えましたので、その報告を書きます。

●100万語までに10カ月

 SSS英語学習法研究会のことは、「大学への数学」(東京出版)2002年5月号の巻頭言に古川さんがお書きになった「英語多読のすすめ」で知りました。「学力低下問題」とか「学習指導要領の改訂問題」などに興味がありまして、ここ数年、毎年春になりますと大学入試問題の特集(もちろん数学のみ)が掲載されている「大学への数学」を購入しています。

 Graded Readersを読み始めたのは2002年5月13日で、100万語を超えたのは2003年3月5日です。約10カ月かかりました。読書の時間は、通勤の電車の中だけです。片道約1時間かかるのですが、新聞2誌、週刊誌、仕事に必要な書籍などを読んだり、普通は2回乗り換えるので、それほどまとまった時間がとれません。

 その間に読んだのは193冊。SSS英語学習法研究会の分類ではLevel0からLevel3、単語レベルでは1200語レベルまでです。この本文の末尾に、読んだGraded Readersの種類を10万語ごとに分類したリストを付け加えました。

 はじめのGraded ReadersはSSS英語学習法研究会のWebサイト経由で、その後は、東京・新宿の紀伊国屋書店新宿南店6階で購入しました。そのときは必ず「めざせ100万語! 読書記録手帳」を持参し、書名をチェックしながら、重複しないように選びました。私の場合、すべて自分で購入しましたので、1冊あたり600円で計算すると11万5800円かかったことになります。まだ読んでいないGraded Readersもたくさんありますので、これまでに15万円程度を使いました。

●100万語の効果のようなもの

 100万語の効果のようなものを思いつくままに挙げますと、次のよなことがあります。

・英文を読むことの心理的な障壁が低くなった
・分からない単語が出てくる英文でも、自信を持って読み飛ばせるようになった
・辞書を引かなくなった
・英文が塊(それぞれの意味の区切りごとに)で分かるような気分になってきた
・海外企業がWebサイトに掲載する発表文を必要に迫れれて仕事で読む場合、以前よりも気持ちよく読めるようになった
・テレビのBBCやCNNの画面に表示される英文テロップがすばやく読めるようになった
・VOA Secial Englishが少し聞き取れるようになった

 このような効果がある一方、まだまだなところ、マイナスなところもあります。

・分からない単語がたくさん出てくる英文はやはり内容が理解できない
・読みやすい英文と読みにくい英文の差がはっきりしてきた
・VOA Secial Englishが少し聞き取れるようになっても、BBCやCNN、ディスカバリーチャネルなどの英語テレビチャネルは、やはり理解できる内容が限られる
・おもしろそうな英文書籍をアマゾンや紀伊国屋書店新宿南店で購入するようになったので、書籍代金が増えた

 今後は、1200語レベルから2000語レベルまでのGraded Readersで200万語までを読むつもりです。

●MP3プレーヤで英語を聞く

 2002年秋にMP3プレーヤを購入しました。「みんなで使うエイゴ学習ザイ」のWebサイトからVOA Special Englishのコンテンツをせっせとパソコンにダウンロードして、MP3プレーヤに移し替えて、通勤途中に歩きながら聞きました。毎日のニュースではなく、プログラム別に過去の番組へのリンクをまとめた「Links to the VOA Archives」のコンテンツが中心です。

 最近は、ダウンロード作業が面倒になりまして、英語コンテンツが増えていません。さらに、音楽CDをMP3データに変換してプレーヤにため込むことを覚えまして、音楽を聴いていることの方が長くなりました。

 実は聞き始めた最初のころは、VOA Special Englishの内容がよくわかりませんでした。Graded Readersで600語レベルを読んでいたころです。

 100万語を越えたところで久しぶりにVOA Special Englishを聞いてみたところ、以前よりもよく分かるのです。今読んでいるGraded Readersは1000語レベル、1200語レベルが中心なので、ようやく基本語1500語のVOA Special Englishが耳からでも理解できるようになったということでしょうか。

●個人情報を少しだけ

 英語との関係を簡単に書きます。1959年7月生まれ。小学校4年生の時に半年間だけ小さな英語塾に通った。中学生のときはNHKラジオの基礎英語、続基礎英語を毎日聞いた。高校生のときは受験英語に、大学の工学部では論文を読むための英語に染まった。

 これまでに読んだGraded Readersのリストを表形式にしたファイルがあります。SSS英語学習法研究会の実験材料として役立ちますでしょうか。必要であればメールしますが、いかがいたしましょうか。

 また折に触れて書き込みます。よろしくお願いします。

佐藤昭彦@東京都調布市

●付録:読んだGraded Readersの分類

・10万語まで(40冊)
PGR0×10冊、OBW0×11冊、PGR1×10冊、CER1×2冊、OWB1×7冊

・10万語から20万語まで(34冊)
PGR0×4冊、OBW0×2冊、PGR1×13冊、OBW1×5冊、OFF1×3冊、Oxford Dominos one×1冊、PGR2×6冊

・20万語から30万語まで(23冊)
OBW0×1冊、PGR1×7冊、OBW1×4冊、OFF1×2冊、Oxford Dominos one×2冊、PGR2×3冊、OBW2×2冊、OFF2×2冊

・30万語から40万語まで(19冊)
CER1×2冊、OBW1×2冊、Oxford Dominos one×1冊、PGR2×2冊、OBW2×5冊、OFF2×5冊、CER2×1冊、OFF3×1冊

・40万語から50万語まで(16冊)
OBW1×1冊、OFF1×2冊、PGR2×4冊、OBW2×2冊、OFF2×2冊、CER2×1冊、OFF3×4冊

・50万語から60万語まで(15冊)
PGR1×1冊、OBW1×2冊、OFF1×1冊、PGR2×2冊、OBW2×2冊、OFF2×2冊、CER2×3冊、OBW3×1冊、OFF3×1冊

・60万語から70万語まで(14冊)
PGR2×1冊、OBW2×5冊、CER2×2冊、OBW3×3冊、OFF3×3冊

・70万語から80万語まで(10冊)
OBW1×1冊、PGR2×2冊、OBW2×2冊、CER2×1冊、OBW3×3冊、PGR3×1冊

・80万語から90万語まで(12冊)
OBW1×1冊、PGR2×1冊、OBW2×3冊、OFF2×1冊、OBW3×5冊、CER3×1冊

・90万語から100万語まで(10冊)
PGR2×1冊、OBW2×1冊、OBW3×6冊、PGR3×2冊

以上


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