Re: ■酒井先生、よろしくお願いします！

慎一郎さん、こんばんは！

〉　1.Magic Tree House "Rain Forests"
〉 　イ）所要時間　４０分
〉　　　ロ)理解度　　８／１０
〉　　　ハ)感想　　・最初から最後まで一心に読みとおせて、面白かった。
〉　　　　　　　　・見なれぬ単語が幾つかあったが、大体の意味は分かった。
〉　　　　　　　　・学研の学習マンガをホーフツさせる趣向で、熱帯雨林(？)
〉　　　　　　　　　　じたいにも興味を持てた。

面白かったのは大成功ですね。しかも８割もわかっていらっしゃる！

〉　2.Nancy Drew Notebook "The Lucky Horseshoes"
〉 　イ）所要時間　４５分
〉　　　ロ)理解度　　６／１０　　
〉　　　ハ)感想　　・大体の粗筋はわかったが、細かいところは分らない。
〉　　　　　　　　・特に「つづり方発表会」と馬小屋との関連性が見えない。
〉　　　　　　　　・「発表会」の緊迫した雰囲気や、探偵ごっこの場面は、
〉　　　　　　　　　　よく掴め、楽しめた。

６割わかっていれば十分だと、ぼくは思います。
慎一郎さんは「ちょっと理解が足りないな」とお思いでしょうか？
もし理解が足りないとお考えなら、「完璧」をもとめているかもしれません。
「理解度」はとりあえず放っておくことにして、「楽しめたかどうか」だけを
考えながら読んではどうかな？

〉　3.Michelle　"My Ho-Ho-Horrible Christmas"
〉 　 ●最後まで読みとおせなかった。３度挑戦したが、読みすすむに
〉　　　　つれて五里霧中になり、やむなく断念した。
〉　　　●一度に大勢の登場人物が出てきて、誰が誰のことか見分けが
〉　　　　つかなくなった。

「３度挑戦」はがんばりすぎですねえ。
「やむなく断念」もがんばりすぎのようです。

〉　今は子供に戻って多読していますが、そう言えば私の子供時代、あまり小説は
〉　読みませんでした。科学や歴史の本が多かったように記憶してます。探偵小説
〉　はポプラ社の江戸川乱歩シリーズを全巻読破しました。純文学は苦手中の苦手
〉　でした。所詮、英語の読解力は日本語のそれに比例するのではないでしょうか。

は、は、なるほど！それでわかってきました。
そういう人はたくさんいます、どうしても「物語」はなじめないと
いう人ですね。残念ながら多読初期に向く本というのは、どうしても
ノンフィクションより物語が多くて、慎一郎さんのような読書傾向の
人にはやりにくいところがあります。（すでにオックスフォード、
ペンギンにはノンフィクションをふやしてほしいという希望は
出していますが、なかなかまだＳＳＳの希望だけでは
出してもらえません。このまま日本で多読が広がっていけば、
きっとこういう希望も聞いてもらえると思います。）

ＯＢＷのFactfilesはどうでしたか？たのしめましたか？
もしフィクションより楽しめたなら、ぜひ
Magic Tree House シリーズ、Hello Readers シリーズ、
Magic School Bus　シリーズなどを読んでみてはどうでしょう？
ほかにもノンフィクションのシリーズはありますから、
書評ページで探して読んでみましょう。

くわえて Captain Corelli's Mandolin と同じくらいのレベルの
本を読んでください。そして、その際の分速を計ってみていただけますか？

もう一つ。しおさんも書いていましたが、ぜひオックスフォード以外の
ＧＲも読んでください。とくにMacmillanのものを。
（オックスフォードの封印はしっかりなさいましたか？）

いくつも提案してしまい、まるで注文の多い料理店ですが、
ぜひどれも試してみて、様子をまた知らせてくださいな。

楽しみに待っています。