新約聖書の冒頭

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10937. 新約聖書の冒頭

お名前: 秋男
投稿日: 2003/2/15(00:55)

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ミヤビさん、はらぺこあおむしさん、sumisumiさん、こんばんは。秋男です。

〉〉いわゆる聖書は邦訳読んで最初の、なんだかの子はなんだか、のところで
〉〉挫折しました。(^^;;
〉〉子供のもあれってあるのかしら・・
〉普通は子供用にはついていないと思います。少なくとも我が家のにはないみたい。
〉実は私も旧約聖書、おんなじところで挫折しています。

新約聖書ですね。わたしもこの冒頭、うんざりするな〜と思ってました。
ところがよく見ると変なんです、この部分。

「アブラハムの子であるダビデの子、イエス・キリストの系図。」はまあいいとして、
「アブラハムはイサクの父であり、イサクはヤコブの父、・・・」に始まり、どんどん
世代が下がっていきます。
そして最後、「・・・マタンはヤコブの父、ヤコブはマリヤの夫ヨセフの父であった。」
となります。
つまりここにえんえんと並んでいるのは、マリヤの夫であるヨセフの方の御先祖だっ
たんですね。
マリヤは処女懐胎してイエスを生んだので、ヨセフとイエスの間に血縁はない。
したがって新約聖書冒頭には、イエスとは血のつながりのない、関係のない人々の
名前がズラーッと並んでいるというわけなんです。ちょっとけったいでしょ。

わたしは呉智英『読書家の新技術』(朝日文庫)を読んで、このことを知りました。
聖書もよく読んでみると、いろいろと面白いらしいですね。


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▼返答


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