酒井先生、ありがとうございます。

地方へしばらく行っていた為、御礼が遅くなりました。すいません。

〉ついに１００万語の報告、ぼくもうれしいです。格別です。
〉１年前後かかるのがたぶん平均的な時間だと思っているので、
〉いままで１００万語報告してくださった方々は早すぎて、
〉少々心配でした。（ふつーのペースの人があせってしまわないか？）

真似しろといわれても、無理です(笑）
ま、競争じゃないですから…個人的には、達成期間の長短は、ほとんど、気になりませんでした。

〉〉これって、自分が多読を始める前に感じていた疑問です。

〉なんというありがたい切り出し！
〉ガイナンさんのように、実際そういう疑問を持ってはじめた方が１００万語を通過して、
〉それでどんな成果があったか・・・これは説得力があると思います。
〉ありがたいです。

十二分な成果があったと思いますよ。
英語の学習法は、それこそ、星の数ほどあり、それぞれが効果的なんだと思いますが、
100万語多読学習法を疑り深い目で始めた自分としては、今は納得しています。

〉〉正直な話。ハリーポッターあたりを軽々読んでいる…みたいな
〉〉多読開始当初に思い描いていた100万語達成レベルには達しておりません。

〉あまりに気の長い話でがっかりなさるかもしれませんが、
〉そうですね、３００万語とか、４００万語までには
〉ハリー・ポッターを軽々と読めるようになるのではないかと
〉思います。「それなりの成長」を自覚なさっているのだから、
〉その成長にすこし加速度をつけて思い描いてみてください。

いまや、英語の本を読むことは、自分の日常生活の中では
当たり前の事になっています。
ですから、どっかでハリーポッターを読んでいるような気がします。
かなり、先の話でしょうが(笑）

〉〉■英語を読むのが苦痛ではない
〉〉これが一番重要ですよね。多読を開始後、苦痛に感じた事は一度もありません。
〉〉読もうと思った時にしか読んでいませんから。これは長く続けるコツですね。

〉ほんとにそうだと思います。苦痛と感じない続け方がなにより
〉大事だと思います。こまかいことをいろいろ言いますが
〉（たとえば辞書を引くなとか、とちゅうでやめろとか・・・）
〉すべて「楽しく続ける」ための助言ですね。

自分は通勤時間の30分しか多読はしていません。
はっきり言って、世の中は誘惑が多いです。駅売りの雑誌や新聞。
その誘惑を断ち切って、多読をやらなければ！なんてつもりでやっていたら、
自分の場合、続いていないでしょう。大いに誘惑に負けながらやっていました。
だから、平気で2週間ぐらい読まない時もありました。
そんなわけで100万語達成まで時間がかかったんですけど。
苦痛を感じたら楽しめませんよね。

〉「わからないところは飛ばす」というのもとても大事でしょう？

大事ですね。これはいくら口で説明しても無理だと個人的には思います。
かなり感覚的なんですけど、「分からない単語は目に入らなくなる」って感じかな。
たぶん、知らぬ間にそうなるもんだと思います。
「飛ばす」「飛ばす」なんて気にしているうちは、
道半ば…って気がしますね。

〉〉現在でも、読むスピードにはかなりむらがあります。例えば、同じOBW３でも…
〉〉THE CROWN OF VIOLET…114語　STAR ZOO…204語　LOVE STORY…152語
〉〉とかなりの開きがあります。

〉これはすごい数字ですね。中高の英語の成績が１か２で、
〉この速さになるというのは、とーってもうれしい報告です！

そうですか。なんでこんなにむらがでるのか知りたいんですよ。
文章の読みやすさなんでしょうか？

〉〉ただ、ゆっくりと英語アレルギーがなくなりつつあり、
〉〉読んでいる文章の文字が小さく、そして、長くなりつつある事に感動して
〉いるってだけです。
〉〉多読の一番の効果は、日本人の英語アレルギーを緩和してくれる所ですよ。

〉実はこれもとてもうれしい「成果」です。
〉ぼくはいつも「英語は嫌いだけど、なんとか身につけなきゃ」と
〉思っている人を見ると、英語の先生はなんと罪深い職業だと
〉思います。英語なんて特別なものではないのに、なぜかたくさんの
〉人にプレッシャーになっている。

100万語多読学習は、「英語アレルギー」を緩和する事が
一番の学習効果だと思います。
ここから先、いろいろな英語学習へ飛び出せばいいんですよねぇ。
何ていったって、英語アレルギーは無くなっているんですから。
文法だろうが、精読だろうが、かなり、気軽に始められるんじゃないでしょうか？

〉またいつかでいいですから、様子を知らせてくださいな。

こちらこそ、これからもよろしくお願いします。