折り返し、50万語(少々長文うだうだ)

[掲示板: めざせ100万語! -- 最新メッセージID: 25675 // 時刻: 2024/7/19(17:45)]

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[報告] 10531. 折り返し、50万語(少々長文うだうだ)

お名前: 杏樹
投稿日: 2003/2/7(01:06)

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何とか50万語超えました。11月2日から約三ヶ月。40万語通過したころは三ヶ月経つ前に到達できるかと思いましたが、最近仕事もプライベートも忙しくてちょっとペースが落ちてます。2月末ごろには時間に余裕ができると思うので、そうなったら反動でものすごい勢いで読んでしまうかもしれません。
今回評判のロアルド・ダールとマジック・ツリーハウスに手を出しました。

40万語〜50万語は
OBW2…1冊
OBW3…6冊
PGR3…1冊
MTH…#1〜#3
ダール3冊
です。

The Bronte Story(OBW3)
興味のある内容だったので面白かったです。さすがTim Vicary。お父さんの視点で語られているのが新鮮でした。北イギリスの荒野の風を感じました。

The Card
で、そろそろOBW3にも慣れてきたかな…と思ったら、これはわかりにくかったです。何が起きているのつかめないことが多く言葉が難しいのか何なのか…。でもついつい投げ出さないで先を読んでしまいました。オチにニンマリしたのではずれではなかったと思います。

そうしたらPGR3に「ジェーン・エア」発見。1200語はまだ早いかと思ったのですが、Bronte Storyのせいで読みたくなりました。そうしたらThe Cardよりずっとずっとわかりやすい。内容を知っていることもあるかもしれませんが、文章はわかりすいし知らない単語もあまりありません。語彙レベルってけっこういいかげんなものかもしれません。
ただ内容はあまりにもダイジェスト。ほんっとうにあらすじだけで終わってしまいました。特に最後の方でもう一波乱あるはずなのにそこをごっそりすっ飛ばしてラストに飛んでしまったのには驚きました。

MTHは#1と#2は突っ込みが足りないように思いましたが、#3は面白かったです。単語は確かに知らないものが多いですが、文章が難しくないのでするする読めます。

ロアルド・ダールは初心者三点セット
The Magic Finger
The Enormous Crocodile
Esio Trot

で、これからは何を読んでいこうかと思っています。OBW3はもう少し読んだ方がいいでしょうか。児童書も読みたいのですが、書評でレベル3を見るとものすごいページ数…これはGRと児童書を分けるとか、さらに出版社で分けるとかできないものでしょうか。またシリーズ物はシリーズタイトルだけ出してそこをクリックすれば全シリーズ出てくるといいなーと思うのですが。漠然と面白そうな本はないかなーと探すには全ページ見るのは大変です。

さて…
なぜ私は本を投げ出すことができないか考えてみました。それで結局「性分」なんだろうと思わざるを得ません。というのは、私は10代のころ世界文学全集を愛読していました。面白い本もありましたが、トルストイやゲーテやカフカなど、難しい、わかりにくい本もありました。でもそういう本もがんばって読んでしまうのです。別に読み始めた本は最後まで読まなくてはならないとか思ってた訳ではなく、ただそこに本があると無理矢理にでも「読みたい」と思ってしまうんです。かなりの本中毒なんです。今も多読セットが届くとこんなに一度にたくさんの本を購入することはまずないので、何冊もあるのを見るとうれしくてたまらなくなります。

そしてさらに、私は大学で東洋史を専攻していました。歴史学とは文献を読む学問です。論文だの専門書だの、解読したり研究しながら読むわけです。おまけに私の専門分野は東洋史の中でもマイナーで、史料、文献があまりにも乏しい。それで何十年も前のその分野の大家が著した論文や学術書を読むことになるのです。まあ、日本には東洋学の伝統があるので、専門にかかわらず東洋史をやる人は古い本を読む機会も多くなるのです。漢文史料も読まなくてはなりませんし。そうすると古い本というのは旧仮名づかい、旧漢字。漢文史料も旧漢字。最初は漢和辞典を引きながら読んでいましたが、そのうち漢字も覚え旧仮名づかいにも慣れて現代文と変わらない感覚で読めるようになりました。

そうやって本を読んできたので少々難しかったりわからなくても読み進む性分になってしまっているようです。
でも返り読みも和訳もしていませんし、文法にもとらわれていません。むしろ最近酒井先生の「どうして英語が使えない」を読んで、自分がどれだけ受験英語が身についていないかよくわかりました。高校の時落ちこぼれていたので英語は本当にわかりませんでしたから。その本に載っている文法事項もさっぱりわかりません。
ですからこのままがんばって読んでしまうことがあってもいいのではないか、むしろ「投げ出すことを覚えなくては」とあせるより、読み続ける方が私には気楽なのかもしれません。


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