2018.07.24

2018 卒業生座談会【文系】:自分を信じ最後まで諦めないことが大切

文系タイトル画像

2018年に見事志望大学に合格した文系の卒業生に集まっていただき、志望大学を決めたきかっけや学習方法等についてお話いただきました。

佐伯 洸武/東京大学法学部(推薦入試)
鈴木 健一郎/東京大学文科Ⅰ類
土器屋 亮/東京大学文科Ⅰ類
藤田 賢人/東京大学文科Ⅰ類
宮川 拓己/東京大学文科Ⅱ類
村松 真衣/一橋大学法学部

司会 大澤 裕一(SEG高2・3数学主任)

敬称略

[自己紹介] SEGに入ったきっかけ

大澤 最初に自己紹介をお願いします。あわせてSEGに入ったきっかけも教えてください。

鈴木 筑波大学附属駒場高校出身で、東京大学文科Ⅰ類に通っている鈴木健一郎です。中2の冬に友だちからSEGの数学は楽しいと誘いを受けて入塾しました。

佐伯 早稲田高校から東京大学文科Ⅰ類に進んだ佐伯洸武です。法学部推薦ですので、前期課程が終われば法学部に進学する予定です。中1のとき数学が苦手で、学校の補習によく引っかかり、親に数学の塾に通いなさいと言われていたため、塾のパンフレットを見比べ て、一番楽しそうなSEGを選びました。

土器屋 東京大学文科Ⅰ類の土器屋亮といいます。出身は麻布高校です。6年間も塾に通うのは嫌だったのですが、英語の本を読むくらいならいいかなと、中1の夏からSEGの英語多読に入り、その後高1で数学も受講するようになりました。

村松 雙葉高校出身で、一橋大学に通っている村松真衣です。中3のとき通っていた数学の塾がちょっと合わないなと感じていたとき、友だちがSEGに入ったので、一緒に入る感じで高1から入塾しました。

宮川 開成高校出身で、東京大学文科Ⅱ類に通っている宮川拓己です。中学受験のときから算数が苦手で、親からは塾を勧められましたが、通う気にならなかったため、「次の定期試験で赤点をとったら塾に行く」と約束をしました。見事に中1の期末テストで赤点を取り(笑)、中2からSEGに入りました。

藤田 藤田賢人といいます。出身は筑波大学附属高校で、東京大学文科Ⅰ類に通っています。中2まで通っていた他塾の進度が速く、また長時間の授業に耐えられなかったため、数学が嫌いになっていました。そこで、楽しんで勉強できるところはないかと母と探し、SEGに辿り着きました。

プロフィール プロフィール文系その1

プロフィール文系その2

[SEGの印象] こんな自由な塾があっていいの!?

大澤 SEGの印象はいかがでしたか。

鈴木 授業前に教室の隅でカップラーメンを食べている人がいるのに驚き(笑)、カルチャーショックを受けました。授業も、特に中学のときはゆる~くやっている感じで、こんな楽しい感じでいいのかなと思いました。

佐伯 同じ印象です。授業中にポテトチップスを食べている生徒が、普通にいるじゃないですか。飲み物も机に置いているし、こんな塾ってあるのかという驚きは確かにありました。授業の雰囲気がすごく明るく、先生と生徒の間の交流がすごく印象的でした。

大澤 本当は授業中にお菓子を食べたり教室でカップラーメンを食べるのは禁止なのですが……。

宮川 僕は、1つの問題に対していろんなアプローチを紹介してくれたことが印象的でした。中学受験の経験から、塾ではパターン暗記に近いことをすると思っていました。しかし、SEGでは、三平方の定理の証明でも、3つとか4つとかいろんなやり方で示していただいたことをよく覚えています。

藤田 塾というのは、おとなしく座って勉強するところだと思っていたのですが、全然そんな感じではありませんでした。中3の冬期講習にみかん味のポテトチップスを持っていたのですが、一人では食べきれないと思っていたところ、岡本先生が一緒に食べてくださるという、塾とは思えないような対応に感激して(笑)、ずっと通うことにしました。

土器屋 先生と生徒の距離が近く、人数も少なくてアットホームな雰囲気があり、みんなが仲良くやっている、とても感じがいい塾だなと感じました。

村松 私は、先生方も楽しんで教えているということが、強く印象に残っています。

[志望大学・学部を決めた時期] 幅広い進路が可能な東大を目指した

大澤 進学する大学や学部は、いつごろ、どんな風に決めましたか。

鈴木 小学生の頃から、ずっと東大の文Ⅰに憧れていました。当時から文系科目が好きだったのと、日本で一番頭がいいところに行きたいという思いがあったからです。法学部には特に理由はありませんが、高3のとき、文Ⅰは進振りのときにいろんな学部に行ける可能性があると分かり、それが決め手になりました。

佐伯 僕も昔から東大法学部は目標の1つでしたが、具体的に行けるなと思いはじめたのは高1の頃です。小学生の頃から外交官を目指しており、それなら、とりあえず法学部がいいだろうと考えました。

宮川 開成に入ったことで、周りからも東大を期待され、学校の友だちもそんな雰囲気でしたし、中高の成績もそれなりに上の方でしたから、行けるかなとは思っていました。日本で一番というのも魅力でした。お金の流れや、社会の仕組みを解明する経済学に興味があり、文Ⅱにしました。

藤田 僕が東大に行きたいというより、父が東大に行かせたかったのだと思います(笑)。ただ、当時は「半沢直樹」というドラマの影響で、銀行に勤めたいと思ったため、最適な進学先を考えた結果、東大の法学部につながる文Ⅰを志望しました。

土器屋 麻布に入った時点で、周囲に東大を期待する雰囲気はありましたが、僕の中には、次は東大という意識はありませんでした。ただ、高1で校内実力試験や模試などを受けるようになると、行けるのかなという感じにはなりました。数学ができず、地歴ができたため文系に決め、行けそうだからと文Ⅰにしました。ただ、まだ法学部と決めたわけでもありません。

大澤 文Ⅰに行った人はどれくらいの割合で法学部に行くのですか。他の学部に行く人も多いのですか。

土器屋 法学部以外の学部に進む人もいます。「脱法」と呼ばれていますが(笑)。

鈴木 文Ⅰ全体で400 人ですが、8割くらいは法学部に進学していると思います。

村松 最初は理系を目指していましたが、高1のとき、化学と数学が壊滅的にできないことに気づいたため文系にしました。最初は東大を目標にしていましたが、成績が思ったように伸びませんでした。それでも国立大に行きたかったため、一橋大にしました。

[英語の勉強法] 多読という勉強方法は極めて効果的

大澤 英語の勉強について、特に高3のときにどんな勉強をしたのか教えていただきたいと思います。

鈴木 ずっとSEGの英語多読に通い、基本的に高3になっても洋書しか読んでいませんでした。読書が好きだったので、英語は小説を読む時間にしようと決めました。洋書の電子書籍を買い、隙間時間や電車の中でスマホのKindle で読んだりしていました。それだけで成績は終始良かったのですが、文法を全くやらなかったため、センターではけっこう失敗しました。

佐伯 中1か中2の頃に多読の季節講習を受けたことはありましたが、通うことはありませんでした。ただ、本を読むのが好きで、多読自体は昔から自主的にやっていました。英語は、多読しかやっていなかったようなものですが、効果は大きいと思っています。

大澤 英語の塾はどこに通っていたのですか。

佐伯 通っていません。英検やTOEIC、TOEFL などを常に受け、短期目標を次々と作ることで、自分のレベルを維持してきたようなところがあります。

大澤 それぞれスコアと級を教えてください。

佐伯 僕は帰国子女だったので英検は中3で1級、TOEIC は高1で990 点。TOEFL のiBT は、高2で104 でした。多読には通っていませんが、すべて多読のおかげです。ただ、英検1級は7回落ちています。そこで、SEGの英検対策講座の一級を受講したところ、8回目に合格しました。英検1級合格は、SEGのおかげといっても過言ではありません(笑)。

宮川 僕もSEGの英語多読には通っていないのですが、自宅近くの英語教室で高3まで多読を続けました。中3くらいからだんだん長文を読むスピードも上がり、分からない単語の推測精度も上がっていきました。今年は東大英語の出題傾向が変わり、学校の模試では僕よりもはるかに成績の良い人たちが、本番で成績が低迷するなか、僕は95 点という模試でも取ったことのない点数が取れたため、多読は本当に効果があるので、ぜひ勧めたいと思います。

藤田 多読に通っていたのに、点数が悪くて申し訳ありません(笑)。夏までは英語でかなり良い点が取れていたのですが、秋の文化祭や体育祭のシーズンで、少し調子が落ちてから戻らなくなり、本番は76 点でした。夏は一番多読をやっていたので、読む量が減ったのが影響したのだと思います。もっと多読をすればよかったと後悔しています。

土器屋 僕も中1から高3まで多読に通っていて本番はあんまりだった口です(笑)。多読だけでカバーできない和訳などは、高3のときの精読パートで、渡辺卓幹先生に習い、少しはできるようになったと思っています。東大英語は時間が足りないので、高3では、順番などを工夫して慣れる対策が必要です。

村松 中学の頃は、学校の定期テストで文法を固めているうちに得意科目になり、高1で他塾に通い始めました。毎回長文のプリントが配られ、自力で解いては、講師から解説を受けるという授業スタイルだったのですが、そこでも結構いい成績を維持でき、たぶん本番も良かったと思います。

大澤 リスニングはどのように鍛えましたか。

土器屋  多読のときにCD を聴きながら読んでいましたし、中1から高2まではネイティブパートで、ネイティブの先生と話す機会もあるので、そこでもリスニングは鍛えられたと思っています。

藤田 とにかく分量をこなすしかないと思っていました。ただ、東大型の4択とか5択の問題は、結局は東大模試と過去問くらいしかなく、それで対策しました。

鈴木 問題を解くのが嫌いなので、いわゆるリスニング問題集などは長続きしません。そこで、ユーチューブで海外の動画などを見るようにしていました。

佐伯 僕は、小3からタイのバンコクのインターナショナルスクールに通っていました。そこで英語を鍛えてもらい、そのまま来ているという感じですが、帰国子女でも英語の力が落ちることがあります。僕は、維持するには多読が効果的だと思っています。たくさん読んでいると、脳内でけっこう再生されるため、それも含めてリスニングの練習になっていたのかなと思っています。

宮川 通っていた英語塾に、ネイティブの先生が毎回来てくださったため、そこでリスニングやスピーキングが鍛えられました。行き帰りの電車の中で、TEDを見たこともあったのですが、動画なので通信制限に引っかかり(笑)、あまり続きませんでした。やはりネイティブの先生とのやり取りが一番良いと思います。東大の過去問も10 年分くらいはやりましたが、問題集などは買ったことはありません。

村松 一橋のリスニングは簡単すぎるので、特別なことは何もやっていません(笑)。センターの点も加算されるのですが、センターのリスニングもあまり対策しませんでした。

大澤 自由英作文は何を書いていいか分からないという受験生は多いと思います。今年の東大英語で出題された「シェイクスピアの戯曲『ジュリアス・シーザー』からの引用を読み、2人の対話の内容について思うことを40 語から60 語の英語で述べよ」という問題に対して、合格者の一例として、何と答えたのか、簡単に教えてもらえますか。

鈴木 「人がテストなどで良い点を取って自慢しているのをみるとウザいと思うが、自分もしてしまうことがあるので、気をつけよう」と書きました(笑)。

宮川 「あるとき友だちと話していて、友だちから見た自分と、自分でこれが自分だと思っていることが違うことに気づき、ショックを受けたが、今では、キャシアスのように自分の本当の姿に気づかせてくれる友だちがいたことに感謝しています」という内容でした。でも、そういう友だちは自分にはいなくて(笑)、でっち上げで書きました。

藤田 「言いたいことは分かるが、キャシアスの最後のセリフがカッコつけすぎなので、『自分自身の知らない中身を発見する手伝いをする』くらいに変えた方がいい」ということを書きました。

土器屋 「目が反射によってしか他のものを見られないということは科学的に正しいが、日常生活においても自分自身だけでは自分のことは分からないから、他の人の視点を使うのがいい」ということを書きました。

大澤 多読をやっていると、こういう自由英作文もしやすくなったりするのですか。

鈴木 多読でもネイティブパートのときに結構書かされたりするので、力はつくと思います。

土器屋 高2まではネイティブの先生に繰り返し添削してもらうことができるので、書くことには慣れていくと思います。



座談会はまだまだ続きます!

続きはこちらのp.5からご覧ください。
*卒業生一人ひとりのお勧めの問題集等、詳しい勉強方法も掲載されています。

最新記事
数学の世界をのぞいてみよう!第45回 相似な三角形を描いてみよう 2
アーカイブ
  • 2019年9月
  • 2019年8月
  • 2019年7月
  • 2019年6月
  • 2019年5月
  • 2019年4月
  • 2019年3月
  • 2019年2月
  • 2019年1月
  • 2018年12月
  • 2018年11月
  • 2018年10月
  • 2018年9月
  • 2018年8月
  • 2018年7月
  • 2018年6月
  • 2018年5月
  • 2018年4月
  • 2018年3月
  • 2018年2月
  • 2018年1月
  • 2017年12月
  • 2017年11月
  • 2017年10月
  • 2017年9月
  • 2017年8月
  • 2017年7月
  • 2017年6月
  • 2017年5月
  • 2017年4月
  • 2017年3月
  • 2017年2月
  • 2017年1月
  • 2016年12月
  • 2016年11月
  • 2016年10月
  • 2016年9月
  • 2016年8月
  • 2016年7月
  • 2016年6月
  • 2016年5月
  • 2016年4月
  • 2016年3月
  • 2016年2月
  • 2016年1月
  • 2015年12月
  • 2015年11月
  • 2015年10月
  • 2015年9月
  • 2015年8月
  • 2015年7月
  • 2015年6月
  • 2015年5月
  • 2015年4月
  • 2015年3月
  • 2015年2月
  • 2015年1月
  • 2014年12月
  • 2014年11月
  • 2014年10月
  • 2014年9月
  • 2014年8月
  • 2014年7月
  • 2014年6月
  • 2014年5月
  • 2014年4月
  • 2014年3月
  • 2014年2月
  • 2014年1月
  • 2013年12月
  • 2013年11月
  • 2013年10月
  • 2013年9月
  • 2013年8月
  • 2013年7月
  • 2013年6月
  • 2013年5月
  • 2013年4月
  • 2013年3月
  • 2013年2月
  • 2013年1月
  • 2012年12月
  • 2012年10月
  • 2012年9月
  • 2012年8月
  • 2012年7月
  • 2012年6月
  • 2012年5月
  • 2012年4月
  • 2012年3月
  • 2012年2月
  • 2012年1月
  • 2011年12月
  • 2011年11月
  • 2011年10月
  • 2011年9月
  • 2011年8月
  • 2011年7月
  • 2011年6月
  • 2011年5月
  • 2011年4月
  • 2011年3月
  • 2011年2月
  • 2011年1月
  • 2010年12月
  • 2010年11月
  • 2010年10月
  • 2010年9月
  • 2010年8月
  • 2010年7月
  • 2010年6月
  • 2010年5月
  • 2010年4月
  • 2010年3月
  • 2010年2月
  • 2010年1月
  • 2009年11月
  • 2009年10月
  • 2008年12月
  • 2008年11月
  • 2008年10月
  • 2008年9月
  • 2008年8月
  • 2008年7月
  • 2008年6月
  • 2008年5月
  • 2008年4月
  • 2008年2月
  • 2008年1月
  • 2007年12月
  • 2007年11月
  • 2007年10月
  • 2007年9月
  • 2007年8月
  • 2007年7月
  • 2007年6月
  • 2007年5月
  • 2007年4月
  • 2007年3月
  • 2007年2月
  • 2007年1月
  • 2006年12月
  • 2006年11月
  • 2006年10月
  • 2006年9月
  • 2006年8月
  • 2006年7月
  • 2006年6月
  • 2006年5月
  • 2006年4月
  • 2006年3月
  • カテゴリ
    インタビュー(15)
    その他(208)
    中学数学(2)
    高校数学(0)
    理科(0)
    英語多読(0)